仕事を辞めたあとも、現在の健康保険を引き続き利用できるシステムがあります。
会社によって違うと思いますが、私は「協会けんぽ」に加入しています。
この条件を満たしているので、引き続き、協会けんぽの健康保険に入り続けることができるのですが・・・・・・
国民健康保険に切り替えるのと、どっちが得か(「得」というより保険料が少ないか。ですが・・・)を考えてみました。
何しろ、引き続き「協会けんぽ」を使うのであれば4月20日までに申請しないといけないですからね~~。
協会けんぽのホームページで調べてみた
退職時の収入が計算の元となり、その保険料で固定して2年間利用できるようです。
この「標準報酬月額」っていったいなんだ?
なんか、わからないけれど、等級に別れているのか・・・。給与明細とかにこの等級が書いてないかなぁ~~
こんなの、見つけた!そして当てはめてみました。
給与明細が、2年前しか見つからなかったけれど、固定給で、昇給なしの仕事なので、たぶん変わらない。
- 給与明細の支給合計は、20万円ちょっとでした。
- 通勤手当はありません。貰えない職種です。
- 寒冷地でもありません。
ということで、Dの報酬月額は、20万円ちょい。
さて、この金額を、標準報酬等級表にあてはめるのですが・・・・
こんな表があります。
介護保険第2号被保険者ってなんだ????
と調べてみると、
第2号被保険者は40歳以上64歳以下の方
そうなのね。介護保険って40歳以上になったら払い、64歳までは、医療保険の中から天引きされ、65歳からは、年金から天引きされ、医療保険とは切り離されるようです。
介護保険分を上乗せするため、私が支払う保険料は「介護保険第2号被保険者に該当する場合」の方です。
そして、
また、在職中は事業所とご本人で保険料を半分ずつ負担することとなっていましたが、退職後(資格喪失後)はご本人が全額負担することとなります。なお、保険料は、原則2年間変わりません。
とあったので、「折半」ではなくて、「全額」になります。
よって、等級は17級で、月額 23,340円の保険料ということがわかりました。
いまさらですが、給与明細を見ると、
- 健康保険料額 9,900円
- 介護保険料額 1,570円
が引かれています。合計すると、11,470円です。微妙に計算が合わないけれど、ま、細かいことは気にしない。折半でこの金額ですから、全額自己負担で、23,340円の保険料になりますね~~。
高い!!!!
次に、国民健康保険だといくらになるかを調べてみます。
国民健康保険は、市役所の窓口で聞いてきた
確定申告で、源泉徴収票は提出してしまったので、確定申告の控えを持って、市役所の「国民健康保険」の窓口に行きました。
そういうシステムがあって、出力してくれるんですね~。ただ、今は新しい計算が出来ないので、令和元年度の税率で仮に計算したものです。と言われました。
私の一か月あたりの、保険税は、17,574円です。
こっちの方が安いです。ですが・・・・
他に、任意継続被保険を取ると、どんなメリットがあるのか調べてみると・・・・・
私には関係ありませんが、もし私が誰かを養っていれば、一緒の健康保険に入れてあげることができます。ですが、国民健康保険は、扶養という考えがないので、一緒の健康保険には入れません。一人一人が健康保険に入ります。
私に関係あるのは、人間ドックでしょうか。「協会けんぽ」に引き続き加入していれば、同じようにドックが受けれるようです。こちらは、働いていたときと同じだけの自己負担額で、残りは、協会けんぽが出してくれると認識したのですが、どうでしょうか。
任意継続被保険者になった場合、2年間同じ金額で途中で抜けることはできないみたいです。(裏技で、保険料を滞納すると、切られてしまって抜けることができるみたいですが、あまり使いたくない技です)
年1回の人間ドックのために、協会けんぽを取るのもね~~。
協会けんぽ 23,340円×24回(2年)=560,160円
国民健康保険 1年目は、17,574×12=210,888円
そして、こんなサイト見つけたので、ここで計算してみました↓↓↓
国民健康保険 2年目は、もっと収入が減るとして、計算。
- アルバイト収入 1300,000円
- 年金収入 100,000円
で計算したら、保険料は、月額 11,948円になりました。
国民健康保険 2年目 11,948×12=143,376円
合計 2年で、354,264円です。
差額 205,896円なので、これで、充分、自費で、人間ドックを受けられる。
ということで、私の場合(収入や、諸条件で違うと思いますが)
国民健康保険に切り替えようと思います。