微熱だけれど、血液検査の結果、肺炎の疑いがあるということで、入院・転院を余儀なくされた母。
2週間にわたる入院生活で、退院はしたものの・・・・・
書くのを忘れていました。
7月24日午前中に退院。
午前中に退院して、お昼ご飯は、介護付き有料老人ホームで、食べたよね。
私は、午後、老人ホームに面会に行ってきました。
受付に行くと、
「さとこさん(仮名)、上で、寛いでいますよー」
というスタッフのお言葉。
支配人さんにも、ご挨拶して、
「いろいろお世話になりました」
エレベーターで二階に行き、母の部屋に行こうとすると(てっきり、退院したばかりだし、部屋で寝ていると思った)
みんなが集まっている談話ルームで、
「さとこさん、ご家族の方が・・・」みたいな声が聞こえて、
え?
と通り過ぎたけれど、戻ったら、
母がいた。
もうね、第二次病院で、寝たきり老人っぽくなって、口を開けて寝ていたり、
「ごめんなさい。ごめんさい。我儘言って、ごめんなさい」とつぶやいて、車いすに乗せられて、力なく、退院していた母と比べて、
なんて元気なんだ!!!!!
車いすに乗ってはいるけれど、ベッドに寝た切りじゃないし、
周りのみなさんは、いつもと同じ生気のない顔(失礼な言い方で申し訳ない)で、ぼーーーとしているだけだけれど、
周りに音がある。
ガチャガチャと、おやつの準備をしている音とか、テレビの音とか・・・
もうそれだけで、充分!と思ってしまう。
部屋に行って、母と話しましたが、
残念ながら、頭は退化してしまっている。
私のことも、兄のことも、父のことも分からない様子だ。
私を見て、「誰か知った人」という認識はあるけれど(あんた、だれ?という感じではない)
どうも、私は、妹だと思っている。
そして、兄の名前を出して、知ってる?と聞くと、弟だと思っている。
父に至っては、全然わからない。
どうやら、母自身の、結婚前の状態になっている感じ。
まぁまぁまぁ、だんだん良くなっていくよね。
と思って、帰ってきた。
それが、7月24日木曜日、退院した日の午後。
次に、7月28日月曜日の午後に、行ってきた。
たまたま、お風呂に入っていて、(私が予定の時刻より、大幅に遅れて到着した。バレエレッスンの帰りに寄ろうと思うと、レッスンがよく延長するので、時間が定まらない)
スタッフ「14時10分までは待っていたのですけれどねー」
私「あー、私が遅くなっちゃったからですねー」
母の部屋で待っていたら、15分くらいしたら、やってきた。
髪の毛がぼさぼさだったのが、たまたま髪の毛カットの日が入ったのか、髪の毛も、すっきりしていて、お風呂に入って、すっきりして、
車いすを押してもらって、部屋に入ってきた。
うーん、まだ車いすか(というか、ずっと車いすになっちゃう?)
それとも、お風呂に入るので、車いすだったのか。
それは不明。聞きもしないけれど。
母と話をすると、
私「私のこと、誰か、わかる?」
母は、私の結婚後の姓と名を答えた。
え!結婚後の姓がわかるなんて、
母の記憶は、私が結婚した後まで戻ったのか。
とちょっと感激。
でも、そこまでで、私の子供や、孫の事は、よくわからないようだった。
でも、何にしても、本当に、退院できて良かった。
あのまま病院にいたら、どうなっていたことか。