昨日は、2週間ぶりに、母の施設へ。
入院して、ずっとベッドに寝かされていたので、施設に戻っても、車いすで、頭の方も、だいぶ意思の疎通ができなくなってきていた。
それもあって、ちょっと間を空けていってみようと、二週間ぶりです。
さて、行ってみると・・・・
みんなが集まっている場所で、座っていた。
やっぱり、車いすだー。
たまたま、そこにいた、多分、単なるスタッフじゃなくて、何か理学療法士とか、そういう類の長くいる女性のスタッフがいて、
私「やっぱり、車いすなんですねー。もう歩けないですか?」
と聞いたら、
スタッフ「そんな事ないですよ。歩けます。平行棒を使って、歩いているんですけれど、本人が、『胸がバクバクする』とか言って、怖がっているようで。転ぶのも怖いみたいで・・・・」
というので、
母の車椅子を押して、母の部屋に行くときに、そのスタッフも、話ながら一緒に部屋まで行ったので、
廊下にあった、母の歩行器を見つけて、
私「あれ、母の歩行器ですよね?じゃ、私、あれで、母と一緒に、少し歩いてもいいですか?」
と聞いて、
車いすから、立たせて、歩行器を使って、施設の中を少し歩き回ってみた。
確かに、歩けるね。
大丈夫だ。
ということで、少し、母の歩行訓練をして、
部屋へ。
ただ、頭の方は、やっぱり、退化している感じで、
いくら話をしても、なんかおかしい。
人間関係がうまくつかめないようだ。
私と、夫の名前と、長男の名前、次男の名前を言うと、
母「その名前は、聞いたことがあるけれど・・・・」
「長男が神戸に住んでいる」というと、
母「なんで、そんな複雑なことになっちゃってるの」
私「複雑でもなんでもないよ。普通だよ。」
家族は、全員、一緒に住むべき。と思っちゃっている。
私「長男も、もう40歳越えているから、私と一緒には、住まないんだよ」
と言っても、納得できなくて、
私「会社が神戸だから、神戸に住んでいるんだよ」
というと、納得する。
記憶が、昔の自分が子供の頃の大家族の時代に戻っているのか。
と思うけれど、
私「おばあさん、自分が何歳かわかる?」
と言うと、
母「97歳くらい?」
というので、年寄りだとは、わかっているのか・・・・?
まー、そんなこんなで、同じ話を繰り返し、繰り返し、
でも、何かと
「そんな複雑なことになっちゃって・・・・・」
「なにか、宗教絡みのせい?」
と、不穏な世界にいるような、そんな思いをだいている感じでした。
前みたいに
「ここに居れば、楽だし、いうことない」みたいな感じになってくれないかなー。