私が泣いて、お寿司も食べずに帰ってしまったため、夫だけ残り、
その夫も、私がいないから、すぐ帰ってくるかと思いや、気を使ったのか、一緒に食べべてから、私の分の寿し桶を持って、帰ってきました。
「明日、お義兄さんたち、来るって」
え・・・・・
はあ~~~。
思い出すのも嫌なので、結論だけ言うと、
私は、なんだかんだ言って、母親を施設に入れるのが、心情的に嫌なんだ。というのが分かりました。
兄は、あの家には、住んだことがなく、学生時代からずっと東京で住んでいたから、あの家に住んでいる母をずっと見てきたのは、私。
その母の家から、死んでもいないのに、母が出て行ってしまう。最期の日も、あの家に、母はいられない。
それを思うと、涙が出てきます。
私が、疲れ果てて、「もうダメ。施設に入って欲しい!!!」と思うまでは、なるべくあの家にいさせてあげたい。
兄は、現状の母の暮らしに、疑問を抱いて、
だったら、施設に入って、清潔なところで、偏らない食事を取って、健全に生きて欲しい。
と思うらしい。
で、結論は・・・
私が大騒ぎしたせいか、
兄も多少は「ま、今、施設に入れるのは、可哀そうかもしれない」とも言い出して・・・
現状の改善。
- 台所に置いてあるストーブが危険なので、ファンヒーターに換える。
→ これは、そっこう昨日、ガスショップに行って手配してきました。
ガスストーブの上でお湯を沸かしてコーヒーを淹れるのが母の愉しみでもあるので、なかなか私も踏ん切りがつかなかったけれど、ファンヒーターに変更しないと施設行きになるので・・・・ - お風呂が汚すぎる。汚いお風呂に母が入っている。
→ はいはい、私が、掃除をすればいいんですね。
お掃除ヘルパーさん頼んでいるけれど、多分、掃除してくれていない。もっとも母が、断固として、その場で掃除を拒否している可能性はあるけれど・・・
とりあえず、一週間に一回、私が掃除することにしました(もっと早くから、毎日やれよ。と言われそうですが・・・) - 今すぐは、施設に入れなくていいけれど、いずれ、入れるから、施設を探しておけ。と言われました。
→ その前に、ショートステイを試してみたい。ショートステイが可能なら、数か月先なら、私の旅行も入れずに、仕事も調整して、私が母の面倒を見ながら、時々、ショートステイすれば、施設に入れなくてもいいんじゃないか?などと夢見ていますが・・・・
という事になりました。
もう98歳で、来年年明けには、99歳になります。
100歳まで生きちゃいそうだよー。と書くと、ひんしゅくを買いそうですが、私は、そんなに長く生きて、現在独身で、たぶん結婚しないだろう次男に、私のような思いはさせたくないです。早々に、この世からお別れしたい。
母も、
「私に迷惑はかけたくない。」
「早く死にたい。」
「おじいさん、なんで早くお迎えに来てくれないのか。」
と言っているので、長生きが幸せとは思わないです。
その点、兄は、いつまでも長生きしてくれ。と思っているようです。
兄たちは、昨日の朝、自分たちの家がある富山県に帰っていきました。
兄たちには言えませんが、
その後の、母の幸せそうなこと。
テレビを見たり、ゴロゴロして、新聞を読んだりしています(見守りCUBEで見たし、実際に家にも行った)
多分ねー、兄たちがいると、思うようにならなくて、ストレスが溜まっていると思うよ。だから、よけい、死んだ魚のような目(とは言ってなかったけれど、「うつろな目」だったかな)になるんだと思う。(←義姉曰く。)