三段階を経て、涸沢カールに登る
- 上高地へは行ったことがある
明神池までは歩いて行ったことがある - 明神池より、あと1時間歩かなくてはいけない徳澤園まで行ってみた(2016年の秋)
- そして、とうとう
二泊でプラニングをして、涸沢カール挑戦だ!(2017年の秋)
徳澤園の宿泊予約に参戦(2017年2月2日)
昨年(2016年)、初・徳澤園泊。
今回、頑張って、二泊使って、涸沢に行けたらいいな~と、まずは、徳澤園の宿泊予約をゲットしなくては。
2月1日から予約受付開始。
仕事から帰ってから、電話を何回もしましたが、話し中で繋がらず。
本日、2月2日。今思えば、昼休みとか、仕事終わってすぐとかに、電話すれば違っていたかも・・
ですが、
仕事終了後、友達をお茶して、家に帰ったのが、18時近く。
電話をしたら、すぐに繋がりました。
しかし、希望する日(土曜日)は、個室は、もう全部満室。相部屋だけ空いているそうだ。
相部屋、嫌だな~。
一応、その前後の日を聞いてみたけれど、
金曜日なら、高い洋室なら、空いている。
あと、希望の日の翌週なら、個室が空いているけれど、もう山の上の紅葉は終わりだよね。
という事で、諦めて、相部屋をお願いしました。
土曜日泊の徳澤園は確定しました
昨年は和室だったので、現金書留で、内金を収めましたが、
相部屋の場合は、それもなし。
宿泊の前日か、当日に、徳澤園に、一度電話を入れる必要があるようです。 (ちゃんと泊まるからね~~)と。
予定としては、土曜日に、徳澤園を押さえておいて、
あとは、横尾山荘を、宿泊日の一か月前に金曜日を予約予定。
これがダメだったら、日曜日を予約。
ところが、宿泊日の一か月前の横尾山荘は、全滅です。
取れませんでした。
ということで、あらかじめ押さえておいた日曜日の明神館に泊まる案に決定。
【案3】横尾山荘が、まったく取れなかったら・・・・・・
土曜日、朝出発して、10時頃上高地着⇒歩いて、2時間で、徳澤着。(昼ご飯は、徳澤園かな~)
そして、徳澤園に泊まります。
日曜日の早朝徳澤園を出発して、日帰りで、
徳澤~横尾 1時間
横尾~本谷橋(コースガイド1時間、実質1時間)
本谷橋~涸沢(コースガイド2時間、実質3時間)
徳澤園で、朝ごはんをお弁当に替えてもらい、朝5時頃出れば、10時くらいに到着できるかな~。
そして、休んで(涸沢ヒュッテか涸沢小屋で、昼食)、遅くても12時に出発すれば、
15時頃、横尾着。
横尾⇒徳澤(1時間)
徳澤⇒明神池(1時間)
なんとか17時頃に到着。
で明神池泊。
日曜日の朝、
明神池⇒上高地バスターミナル(1時間)
で、帰ってきます。
服装と日程
服装
【出発時】
【徳澤から涸沢へ出発 早朝】
- ユニクロ エアリズムブラトップ
⇒追加 ユニクロ ヒートテック丸首長袖 - ユニクロ フランネルチェックシャツ(長袖)
- Marmot レインウェアの上
⇒追加 ユニクロ ヒートテック レギンス - Marmot 登山ロングパンツ
- 普通の靴下
⇒追加 山用の厚い靴下
【歩いている間に】
朝が早くて、寒い。
- ユニクロ エアリズムブラトップ
⇒追加 ユニクロ ヒートテック丸首長袖 - ユニクロ フランネルチェックシャツ(長袖)
⇒さらに追加 ユニクロ ウルトラダウンベスト
⇒さらに追加 ユニクロ ウルトラダウンジャケット - Marmot レインウェアの上
⇒追加 ユニクロ ヒートテック レギンス - Marmot 登山ロングパンツ
- 普通の靴下
⇒追加 山用の厚い靴下
【日が昇って歩いている間に】
暑くなってきて、ダウンベストを脱いだり、ダウンジャケットを脱いだり、カッパの上を脱いだりしました。
日程
10月7日(土曜日)自宅出発〜徳澤園宿泊まで
朝7時に自宅を出発(朝食は家で食べました)
あかんだな駐車場着 11時40分です。まだ第1及び第2駐車場に止めることができました。
あかんだな駐車場に着く前に、コンビニに寄り、本日の昼食及び、明日の昼食を購入。
おにぎりとか、日持ちのするパンとかお弁当とか・・・
駐車場で、昼ごはん。
・明宝ハム
・おにぎり
・ミニ弁当
急げば11時50分のバスに乗れたかもしれませんが、のんびりと12時20分の上高地行のバスに乗り込みます。結構人がいます。
12時50分に上高地着。
ここで、登山計画書を提出。
上高地インフォメーションセンターで
私「あのぉ、涸沢カールに行くのですが、登山届って、必要ですか?」
と聞いたら、
「横尾から上に行く場合は、必ず出してください」
上高地インフォメーションセンターに置いてある登山届は、裏面に地図が載っている。
私は、ネットからダウンロードしてとりあえず、記入してきたので、地図がない。
聞いたら、別に地図が無くても良いというので、そのまま提出しちゃった。
明神まで1時間、さらに徳澤まで1時間。
途中、雨が降ってきましたが、
パラパラだし、カッパを着ているので、大丈夫。
リュックも、カバー付きなので、カバーを付けて歩いていました。
15時頃、徳澤園に到着。
前回は、和室一部屋の宿泊でしたが、今回、個室が取れず、相部屋。
前回は、霞沢でした。今回、リニューアルされた「HOTAKA」
相部屋はコンセントがないから、ここでスマホとか充電ができます。
でも、大事なスマホ、盗まれそうで怖いよね~。
一瞬使ったけれど、私は、充電器を持っていったので、そっちを使いました。
こんな感じで、二段ベッド。でも、ハシゴじゃなくて、階段が横に付いています。
フ一階の部屋
二階の部屋。
※相部屋は、歯ブラシもフェイスタオルもないと思っていましたが、ありました。
浴衣・バスタオルはありません。
夫と私で上下が割り当てられました。
今日のメニューが食堂の前に書いてあります。
まずはお風呂。
団体さんが来る前に、入らなくては・・・・・
と急いで入りましたが、
それでも、洗い場が、6人分くらいしかなくて、満員でした。
なので、髪の毛を洗うのは、辞めちゃいました。ドライヤーが争奪戦の気がして・・・
男湯は空いていたそうです。女性客が多い?
相部屋だからねー、ベッド一つ分しかエリアがないので、いる場所がない。
ラウンジにいましたが、
でも結局、ベッドにコモっていました。ま、電気はつくので、本を読んだり、スマホをいじくったり・・・・・
夕食。
去年と比べると、茶碗蒸しがない。
ステーキはありましたが、
デザートもない。
あ、黒板のメニューをしっかり見ると書いてありますね。
相部屋と個室の違いが・・・
去年 一人17,500円。今年、一人12,000円。
夕食食べて、またまたベッドにコモり、早々と寝ましたが、
何度も目が覚めちゃったし、どうも明日の登山が気になって(登れるかな~と)
ストレスのせいか、肩が凝る。
足もねー、登山靴履いたら、擦れて痛いし・・・・
なんか、膝も痛い気がするし・・・・・・
かなりのプレッシャー。
明日、行けれるのだろうか・・・・・
いざ出陣!涸沢カールへ
朝、5時頃出発しよう。と私が勝手に言っていました。
なぜならば、早い時間に帰ってこれないと、明神館で宿泊予約をキャンセルされちゃう可能性があるから。
超初心者だし、登れるかどうかわからない。
朝、4時前に目が覚めたので、顔を洗ったり、していたら、他の人(知らない人)たちも起きだしてきた。
真っ暗で(消灯後は、電気が付かない)、何も出来ないので、スマホの懐中電灯機能で照らして作業。
(頭に付けるヘッドライトを持ってきたんだけれど、私は使い方がわからない・・・)
荷物をまとめていたら一階から夫がやってきて、「支度できた?」
早いけれど、とりあえず、喋っても大丈夫なエリア(トイレ、洗面所の前)に行く。
私たちは、日帰りなので、余分な荷物は、まとめて、階段下に名札を付けて置いていく。
お金は、前払いで払っているし、
夕飯のビールも、その場で支払っている。
朝食は食べないので、お弁当に変更してもらう。
お弁当は、
栗おこわが、木の皮の包まれていて、あと、魚肉ソーセージと、紙パックのお茶。ミニゼリー二つと、漬物のミニパック。
早いけれど、出発しよう。4時40分です。
外は真っ暗。
横尾って、どっちだっけ、初心者だから、全然わからないよ~~。
あ、一人、歩いていく。あの人のあとに付いて行こう。
夫が、そうだそうだ。こっちだったと言っている。 (信用できない)
ところが!その人が、Uターンしてくるよ・・・・・
思わず、私「あのぉ~、横尾に行きたいんですけれど・・・・・・」
その人「え?こっちでいいですよ。あ、僕は忘れもしたから取りに帰るんです」
ヘッドライトを付けて、歩いて行きます。
他は誰もいない。
でも、しばらくしたら、何人かに抜かされた。
なぜか、もう横尾の方から帰ってくる人、何人かとすれ違ったけれど、
あの人たちは、どこから来て、どこへ向かうのだろうか・・・・・
真っ暗の中、無言で歩いて行きましたが、途中から、明るくなってきて・・・・
歩きやすい。昨日の雨で、結構水たまりが多いし・・・・
1時間くらいで、横尾に到着。
横尾に泊まっていた人たちが、顔を洗ったり、出発の支度をしています。
↑モルゲンロート
横尾で、徳澤園で作ってもらったお弁当を朝食で食べます。
うーん、半分だけにしておこうかな~。食べ過ぎて、お腹いっぱいで調子悪くなっても困るし・・・ソーセージも半分残しておこう。
さぁ、朝ごはんも終わったし、トイレに寄って(昼間だと、長蛇の列とも聞きましたが、この時間は、そんな事もありませんでした)
涸沢カールに向けて出発です。
横尾出発 6時15分
途中(本谷橋)までは平坦な道が続きます。
本谷橋からは、山に登るって感じです。
でも、景色が良いせいか、地元の山(本宮山)と比べたら、
涸沢の方が楽な気がした・・・・・
心配したけれど、全然大丈夫だった。
ただ靴がね~~。
今日は、昨日の擦れたところに、バンドエイドを貼り、
普通の靴下の上に、登山の靴下をはき、しかも、擦れる部分を三重に折り曲げて
靴を履いたから、わりと大丈夫だったけれど、
それでも、重いし、
昨日、徳澤園で出会った人は、
「涸沢までなら、普通の靴で大丈夫ですよ」と言っていたので、普通の靴の方が私の場合はいいのかな~~
そして、アクションカメラでも撮って、人が判別できる部分は、カットして
編集したら、書きだす時に、解像度を落としたら、めちゃ画質が悪くなっちゃった。
直すの、面倒なので、そのまま
涸沢に到着 9時50分
着いたよ~~。3時間半くらいかかりました。
涸沢ヒュッテ
は、生ビールとおでんでしょ。
とみんな言っているのですが、まだ降りて行かなくちゃいけないので、ビールは我慢し、
おでんだけ。
朝早いせいか、数人並んでいただけでした。
大根が味が染みていておいしいのよ~~と登りながら誰かが言っていましたが、
大根、入れたばかりで、全然しみ込んでいなくて、硬かった。
ま、普通。というか、特に美味しいわけじゃない。
色とりどりのテントが並んでいます
涸沢に着いたときに、
前から、きたおじいさんが、誰かに
「パノラマコースは、こっちでいい?」「景色がいいって聞いたんだけれど」と聞いていて、聞かれた人は、「こっちでいいですよ」
って言っていたけれど、
パノラマコースって、かなり難易度高いんじゃないの??????
あの、おじいさん、ストックというより、杖ついている感じで、よたよたしているんですけれど・・・
あのおじいさんが、行けるんだったら、私たちも行けるんじゃない???
と思って、回答していた人に、そう聞いたら、
「行けるんじゃないですか?」
私「どのくらい時間がかかりますか?」
その人「人に寄って違うから、小屋で聞いた方がいいよ」
で、小屋で聞いてみたら、
小屋の人「ここから上に行ったことある?」
私「ありません」
上に行った事がない人は無理だよ。みたいな答え。
断念したけれど、あのおじいさん、どうだったんだろうか・・・・・
せっかく涸沢来たけれど、
おでんと、徳澤園で作ってもらった栗おこわの半分と魚肉ソーセージ半分を食べて、
さて、帰りましょうか。
同じ道を帰ります。
涸沢カールそのものよりも、途中の景色が綺麗でした。
涸沢カールは、先週がピークだったかな。
帰りがねー、登ってくる人が多くて、なかなかすれ違えれない。
ちょっと対面側で、喧嘩腰の人もいましたね。
団体で来たりすると、何十人も、途切れなく続いて歩いてくるので、 対向者に対して、譲ってあげちゃったりすると、もうあとからあとから人が来て、
こち側が、全然進めなくちゃう。で、こっち側も、渋滞するし・・・・
ちょっと大変でした。
登山自体は、全然OKでしたが、それは横尾までの事。
あーー、宿まで、あと二時間あるよ~。
そこから、もう足が疲れて、歩けない。
歩けないことはないけれど、歩くのが嫌。どうにも嫌って感じです。
頑張って、徳澤園まで。
ソフトクリーム食べたい~。
ソフトクリームと、前回食べれなかったプリン(ま、どうってことなかったけれど)を買って900円。
荷物を受け取って、さらに頑張って、明神まで。
河童橋の辺のホテルだったら、どうだったかな~。それでも頑張れたかな~。
明神館着 15時。
2泊目は、明神館に泊まる
二日目の宿は、明神館です。
横尾山荘が取れなかった時にために、押さえで予約しておいたのですが、結局、そうなりました。
二食付き、一人16,000円です。
ここも山小屋みたいなもんですね。
部屋にテレビなし、トイレなし洗面所なし。
消灯は、21時。朝電気が付くのは5時。
もうちょっと頑張って歩くことが出来れば、上高地のホテルで、のんびりできたのですが・・ま、お値段も高いですけれど。
15時にチェックインして、まずお風呂。きっとまた混んできますからね~。
ドライヤーが一台しかなかった。
なので、ゆっくりお湯につかりたかったけれど、
急いで出て、ドライヤー使いました。
明神館は、和室が取れたので、部屋でのんびりできる~。
でも、談話室の目の前の部屋で、部屋から出るたびに、談話室にいる人たちに見られる・・・・・・
また、私たちの部屋の横が公衆のデッキになっているので、カーテンを開けると、丸見え・・・・・
晩御飯は18時です。
社長さんが、明神についていろいろ説明してくれました。
さて、部屋に帰り、テレビもないしね~
スマホしていました。
そして、疲れすぎて、寝れない・・・・
次の日の朝は、「朝焼けの宿、明神館」ですので、明神岳の朝焼けを見ます。
私たちの部屋の隣のデッキにみんな集まってきます。
久々に、iphoneのタイムプラス
https://youtu.be/L8vOZuFCKvQ
雲がちょっと残念。
そして、デッキにスマホを立てかけて撮っていたら、
蜘蛛が、蜘蛛が・・・・・・・私の手のところにやってくる~~
最後の方、蜘蛛を避けてぶれました。
でもって、サルが出てきて、かわいかったので、そっちも撮りたくて、タイムプラス終了。
朝ごはん
チェックアウトは山小屋っぽい旅館らしく8時半です。
食後のコーヒーを飲もうと、ポットにお湯を貰っていたのに(インスタントコーヒーを持ってきていた)、
朝食を食べている間に、フトンを片付けられ、
その時に、ポットも湯飲み茶わんも全部片づけられちゃった。
8時前にチェックアウトして、
痛む足(靴で擦れたところとか、足全体の筋肉痛とか)で、バスターミナルへ。
空いていると思ったら、あかんだな駐車場行きのバス、混んでいた。
スーツケースを持った中国人がいっぱいいて、平湯温泉で降りていった。
9時半発のあかんだな駐車場行きのバスに乗り、
あかんだな駐車場着。
いつもの靴に履き替えて、ほっ。
いつもなら、高山のトランブルーに寄るんだけれど、本日「高山祭」
かなり混むだろうということで、高山市内には行きません。
途中
飛騨牛にぎり
そして、ラーメンの試食をして出発。
さっさと帰ってきました。15時くらに到着。
よかったです~。涸沢。行って良かった。
また機会があれば、行くことがあるかな~、どうかな~~
次回の涸沢は・・・・
今度の「次回」は、ありえない可能性が大きいし、今、適当に考えただけですが・・・
一日目に、朝から頑張って、涸沢まで。
今回、徳沢からの出発なので、登ることができましたが、
一気に、涸沢だと、プラス2時間なんだよね~。ちょっと苦しいかも。
そして、涸沢泊。
紅葉の時期は避けて、もう少し人が少ない時期。
また、何年か先であれば、仕事を辞めていて、ウィークディに。
涸沢ヒュッテ、涸沢小屋、あるいは、貸しテントを借り(自分たちでテントが張れるかは不明)で泊。
星空や、テント風景が綺麗らしいので・・・
二日目に下山。
そしてご褒美(?)で、五千尺ホテルに泊まる。
帝国ホテルか、五千尺ホテルかどっちかと思ったけれど、
帝国ホテルは、また更に歩かなくちゃいけないからね~。
一日目に、五千尺ホテルに、ある程度荷物を置かせてもらい(当日じゃなくて、その次の日でも預かってくれるかな~~)
小屋一泊分の荷物だけ持って登山。
というプランを考えています。