以前、お友達に、勧められて図書館で予約した「親不孝介護」の本が、届きまして・・・
読みました。
まーまー、元々、「親不孝介護」を地で行っているので、そこまで感銘は受けず。
さらっと読みました。
で、この本の中に載っていた「母さん、ごめん」
こっちも図書館で予約して、借りてみました。
「母さん、ごめん」
こっちの方が、面白かった(「面白い」という表現はどうかと思うのですが)
登場人物(フィクションではなく、ノンフィクションなので、これも、表現が違うかも知れませんが)が、とっても興味深い。
この「お母さま」、現在は、アルツハイマーで大変ですが、
大変「ハイカラ」なお母さまで、この「お母さま」の人生を見てみたいなーと思っちゃいました。
独身男が、母の介護をする。
って事ですが、うちにも、「独身男」の息子がいますし、
息子に迷惑かけずに、死にたいなー。と思っちゃいましたよ。
このような本を読んで、
たどっていく過程は、同じなんだなー。と思い、
うちの母も、
最初は、まず、「通帳がない。泥棒に入られた」から入り、
次には、冷蔵庫に、豆腐が3丁とか、同じものがいっぱい貯まり
(「母さん、ごめん」には、冷蔵庫の中にあるものが、認識できなくなる。みたいに書かれていましたが)
当時の私は、
「もうー、おばあさん、なんで、あるのに、また買ってくるの~~?????!!!!!」
と、いつも怒っていたような・・・。
それも、足腰が弱くなって、自分で買い物に行けなくなると、なくなり、現在は、私が必要な物だけ買ってくるので、冷蔵庫に物が貯まる。ということはなくなりました。
そろそろ、排泄の心配をしなくてはいけない。
亡くなった父は、わりとすんなり、介護パンツを履いてくれたようで、当時、父の世話をしていた母は、
「心配していたけれど、すんなり履いてくれて、よかった」と言っていました。
現在の母は、たまに、粗相をしてしまうみたいですが、一緒に暮らしていない私は、気が付かず、本人、自分で洗濯をしているのだと思う。
いつも一週間くらい母の家に、滞在する兄夫婦は、時折、便がついた下着を目にすることがあり、「介護パンツ」(亡くなった父が使っていたものが、残っている)を勧めるけれど、やっぱり、
「まだ、これのお世話には、ならない」「自分でトイレに行ける」と言い張っています。
「母さん、ごめん」の本は、お薦めです。
現在、「母さん、ごめん2」が図書館から届いたので、読む予定。
「母さん、ごめん」では、最後、著者が、お母さんに手をあげてしまい、
もう、ダメだ。限界だ。
ってことで、お母さんをグループホームに入れることを決意し、グループホームに入れて終わりです。
「母さん、ごめん2」では、グループホーム編という事で、さて、どんな話でしょうか。
誰だって、歳を取って、また集団生活なんて、したくないよねー。
これは、フィクションの小説ですが、
こういう集団生活?
いや、これはグループホームとは違って、一戸建ての小さな住宅にすみ、食事だけ面倒を見てもらうのかなー。こういう場所ってあるのだろうか、きっと高いよねー。
と思って読んでいましたが、
なかなか、面白かったです。
いよいよ、前期高齢者、残りの人生を考えなくてはいけない年齢です。