misty's Blog

旅行が中心ですが、趣味など経験したものを書いています

1998年6月 乳がんの発見

乳がんの発見

もう昔のことなので詳細は忘れてしまいましたが、当時自分のホームページを作成していて、そこに書き溜めてあった容をこちらでまとめました。

1998年の6月に乳がん検診で乳がんがわかり、その後、7月に摘出手術。(40歳になったばかりです)
2019年の現在に至ります。もう21年経ちました。

 

1998年6月

毎年、乳がん・子宮がんの検診を出産した産婦人科で受けています。
先生は、「いつも検診受けている人は、大抵大丈夫なんだよね~」と毎年言います。
私も年中行事として、軽い気持ちで行っていたのですが・・・
今年はちょっと、違っていました・・・・。

なんと!!
「う~ん。しこりがあるなぁ。」
「えっ?」
「ほら。ここ。自分で触っていて気がつかなかった?」
(実は問診表に’自分で時々調べる’という項目があり、私はそれに○を付けていた。
本当はろくに調べていなかったけど......(^^ゞ)

「あ。本当だ。」と言うと、「う~ん。いかに、調べていなかったか、よくわかるね。」と言われてしまった。
でも、先生は「乳がんにしては、固すぎるし、ちょっとよく判らないから
心配だったら市民病院へ紹介状を書くので、そっちへ行ってみる?」

という感じで話したので私も、まだまだ、それほど心配はしていませんでした。
市民病院でも、同じように「乳がんにしては、固すぎると思うけど、調べて見ましょう」
と言われたので、乳腺炎かもしれない・・・。と楽観視していたのです。
1週間後、検査の結果を聞きに行ったら、

「残念ながら・・」

で始まり、

(手術を)急ぐ必要はないけど来週の木曜日は空いているから、この日にしましょうか?


「じゃあ、その前日に入院だから・・・」

と、どんどん、話は進んでいきます。病気の説明もしてくれているのですが、
私はただ、「はい。」「はい。」と言うのが精一杯でした。

先生は
「ご家族の人にも説明を聞いてもらった方がいいので、前日にもう一度説明します。」と言い、実はその時の担当の看護師さんは私の高校の部活の後輩だったのですが
後から彼女は「私はすぐ先輩って判ったけど、先輩は動揺していたみたいだったから」と言っていました。
自分では、(どうって事ない)ってつもりだったんですけれどね~。

実は、自分の体も心配だったけど、それ以上に、仕事が気がかりで・・・
派遣で、OAインストラクターをしているので、仕事に穴を空けると、これからの仕事に差し支える。
とそればかり考えていました。

入院まで、4~5日あったのですが、仕事の調整で
(代わりの人を探したり、引継ぎをしたり)めちゃくちゃ忙しく、
また入院の準備に下着やパジャマを山ほど買い(主人も仕事が忙しくて着替えを持ってきてもらえないので)
あっと言う間に入院の日が来ました。

ただ、夜はやっぱり、(考えていないつもりでも)いろいろ考えてしまうみたいで、
ほとんど眠れませんでした。

でもいつもなら、眠れないと「明日に差し支える」と思い、あせるのですが、
今回は、「どーせ、入院したら、嫌と言うほど寝れるのだから、いいや。」とそれほど、あせりはしませんでした。