木曜日の夕方、母の家に行き、
金曜日と土曜日は、四国に行っていて、一度も母の家には、訪れていない。
そして、日曜日の10時頃に、行ってみた。
※その間、金曜日の夕方、一回、土曜日の夕方、続けざまに5~6回の電話着信履歴あり。
縁側から入ると、
あー、やっぱり、オシッコ臭い!!!!!
ファンヒーターの前で、パンツ履かずに、ズボンだけで、くつろいでいる。
ズボンは、おしっこで濡れていて、もうすでにファンヒーターで乾いた後だなー。
おしっこの濡れて、乾いた跡が付いている。
ということで、紙パンツを履くように促し、新しいズボンを履くように促し、
洗濯物を持ち帰りました。
さて、
いつものように、というか、
このオシッコ臭さだから、
私「やっぱり、もう一人で暮らすのは、無理だね。施設に行こうね」
みたいに言うと、
母「いつから?」
私「来月から」
母「一人で暮らせるのに」
と、めちゃ落ち込みはじめ・・・
泣き始め・・・・
母「死にたい・・・」
私「そんなに嫌?そんなに嫌なら、じゃ、私と暮らす????」
母「あなたに迷惑はかけたくない。それなら施設の方がまだいいけれど、でも、一人で暮らせるから、行きたくない」
うーーん、
もうこれは、事前洗脳して、行く気にさせようと思っていたけれど、
いきなり連れてっちゃう方がいいのか????
騙して、連れて行く????「お泊りだよー。また帰ってくるよー」みたいな。
それも可哀そうだと思うけれど・・・・
母「あなたばかりに迷惑かけて、お兄ちゃんは、何にもしなくて、いいね、お兄ちゃんは」
私「そのお兄ちゃんに、私が怒られるから、施設に行ってよ」
母「そんな!お兄ちゃんは、何もしないくせに、なんで、あながた怒られることがあるの!」
母「だったら、●●県(兄の住む県)に行く。あなたばかりに迷惑かけてるから」
私「●●県に行ったら、●●県で施設に入れられるんだよ」
母「だって、あなたばかり、こんなに苦労をして、しゃくじゃない!だったら、お兄ちゃんに苦労をさせる!」
そうだよねー。
富山に行かせるのは、可哀そうで行かせられないけれど、
もう、施設に連れて行くのは、お兄ちゃんにお願いしようかなー。
とも思うけれど、
それも、なんか、母が可哀そうな気がして、
私の手で送りだしたい。連れて行きたいかなー。
とも思う。
身体に、保湿剤を塗ろうと思ったら、
「塗らなくていい。もう私のことは他っておいて!」
血圧の薬を飲ませようとすると
母「飲まない!死にたいから飲まない!」
私「そうだよねー。死にたいよねー。私も、飲まなくてもいいと思うんだけれどねー。
でも、お兄ちゃんは、許さないんだよねー」
私が母だったら、早く死にたいので、苦しむのは嫌だし、後遺症は嫌だけれど・・・・
それで死んでもいいと思うので、薬も必死で飲まなくてもいいし、
暑い中、エアコン入れなくて部屋にいてもいいと思うんだけれど、
兄は、「それは、放置だ!大往生じゃない!」
と、ぎりぎりまで完璧なサポートを要求するんだよねー。
私だったら、野垂れ死にしてもいいんだけれど・・・息子に迷惑かけるくらいなら。
と言う事がありまして、
その日は、午後から、映画祭の映画「パリタクシー」
これね。
最初のシーンが、フランスの92歳?何歳だっけ?
のおばあさんが、タクシーを呼んで
そのタクシーで、一人暮らしの家を出て、施設に入るために、出発する場面なんだけれど、
おばあさん「行きたくない。でも、行かなくちゃいけない」
で、そこから、おばあさんの、回顧を含めて、ストーリーが進むのですが、
なんかね、母とオーバーラップして、涙が出ちゃったよ。
とはいえ、
やっぱり、完璧に家で母の介護は出来ないので、
施設に入ってもらうしかないです。
今週末は、施設見学に行ってきます。
映画の後は、同じ劇場の別のホールで、友達の姪っ子の旦那さんが経営するダンススクールの発表会。
途中で帰ってきましたが(最後は18時半までなので。わかっていたら、晩御飯いらない。と言って出てきたのですが)
来年は、最後のフィナーレまで見たいなー。
ダンスをする子たちは、ちびっこから、若い人・・・
人生、考えちゃいますねー。
私の人生も終盤ですが。