misty's Blog

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老齢基礎年金や老齢厚生年金、繰り下げると、いくら増額になるかを計算するのには、Excelの計算式で表を作りました

 

夫、または妻の老齢基礎年金・老齢厚生年金を繰り下げすると、いくら増額するか?を計算してみましたが、EXCELで作成しました。

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A列の「歳」を入れる欄

A列には、「65歳1か月」~「69歳12か月(=70歳)」までを入力します。

A2のセルに「65歳1か月」と入力して、セルの右下にマウスポインターを当てると、+のマークにマウスポインターの形が変わります。

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下方向に、ドラッグすると、自動的に、オートフィルが働き、「65歳2か月」「65歳3か月」と入力してくれます。

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ただし、「65歳11か月」の後は、「65歳12か月」そして、その次は「65歳13か月」になってしまうので、私は、手動で、「65歳13か月」を「66歳1か月」に修正して、またオートフィルを使って、自動入力をしていきました。

最後は、「69歳12か月」になります。

B列の増額率の欄

増額率=(65歳に達した月から繰下げ申出月の前月までに月数)×0.007

ということでしたので、

65歳1か月から支給されると、基本の月額に、0.007(=0.7%)増えることになります。

65歳2か月だと、0.007×2が、増額分(=65歳1歳の増額に0.70%を足した分)。

そこで、

「B2」のセルの計算式には、「0.7%」と入力。

「B3」のセルの計算式には、「=B2+$E$2」と入力。

ここで、「E2」のセルには、「0.7%」を入力しておきました。

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年齢の所と同じように、B2のセルの右下にマウスポインターを合わせて、「+」のマークが出たところで、下方向にドラッグすると、計算式のコピーをしてくれて、自動的に69歳12か月まで増分を計算してくれます。

私は、「=B2+$E$2」の計算式にしましたが、「=B2+0.7%」でも出来ました。

69歳12か月の増分が、「42.0%」になるはずです。

C列の「増額分の金額」

C列には、繰り下げすることによって、いくら増分されるかを出しました。

「C2」のセルの計算式は、「=$F$2*B2」です。

「F2」のセルには、65歳になったときに貰える基本の金額を入力しておきます。

そして、同じく「C2」のセルをコピーして自動的に計算させるので、コピーしたときに、セル番号が変わらないために、「F2」ではなく、「$F$2」にしています。

B列と同じように、「C2」のセルの右下のマウスポインターが+になったら、下方向にドラッグして、計算させます。

要は、「基本の金額」✖B列(隣のセル)の増額分の%で、増額の金額を出しています。

D列の「実際に貰える金額」

計算式は「=C2+$F$2」です。

基本の金額+隣のセル(C列)の増額分です。

同じく、下方向にコピー(ドラッグ)するので、基本の金額のセル(「F2」)には、$マークを付けておきます。(「$F$2」)

 

これで、月単位で、増額分を確認することができます。