アプト式列車です。
アプト式列車について
2本のレールの真ん中に歯車レール(ラックレール)を敷き、それにアプト式電気機関車の床下に設けられた歯車(ラックギア)を噛み合わせ、急こう配の線路を登り降りする鉄道のことを「アプト式鉄道」といいます。平成2年10月2日営業運転を開始した大井川鐵道井川線のアプトいちしろ~長島ダム(約1.5km)に導入されました。
歯車のついたレールは、通常の走行用レールの中央に3列に並んでおり、歯車の刻みの位置は3列が3分の1ずつずれています。この区間には日本では珍しい鉄まくらぎを使っています。機関車は常に坂下側にあって安全ブレーキの役目を果たします。
この区間は1000分の90(1,000m走るうちに90m上がる)という日本一の急こう配で、長編成の列車の先頭と後端とでは10mの高低差があります。
このアプト式は、「アプトいちしろ」駅と「長島ダム」駅でアプト式機関車を連結したり、取り外したりして、その様子を見ることもできます。
これ、後ろに、アプト式機関車をくっつけている所です。
アプトいちしろ駅にはトイレもあります。アプト式機関車をくっつけている間、時間があるので、トレイに行くこともできます。
車内は、こんな感じ。
途中に、吊り橋とかがあって、この吊り橋をを渡ったりするのもいいみたいなのですが、なにぶん今回は天気が悪いので、そういうプランは全然立てず。なので、調べていなくてよくわかりません。ハイキングコースもいろいろあるようです。(いろいろかな?それもわかりませんが)
金谷駅で、こんなマップを貰ってきました。
寸又峡温泉に行くには(今回は断念したけれど)、アプト式列車の「奥泉駅」か「千頭駅」、「接岨峡温泉駅」「閑蔵駅」?などからバスで行けるみたいです。
ちなみに、次男は、ここに来たのは、2回目か3回目くらいらしいですが、往路はアプト式列車に乗って、帰りは、路線バスを使ったみたいです。時刻表を調べて、そういう旅もいいですね~。
私たち、以下の路線を全部使える、「大井川周遊きっぷ」を購入しました。2日間使えて、一人4,900円です。天気が良ければ、二日目は、この周遊きっぷを使って、一日大井川周辺を観光しようと思っていたのですが、全く観光できず。それでも、1日目だけの運賃だけでも元が取れましたので、「周遊きっぷ」お薦めです。
もあります。が、合体されたのが、「大井川周遊きっぷ(4,900円)」です。
長島ダムです。
ぐわーーーんと曲がるので、こんな写真が撮れる。
オーストラリアのキュランダ鉄道みたいだ~~。↓キュランダに行った時のブログです。楽しかったなぁ~。行っておいてよかったよ。(コロナ時代到来の今、そう思う)
写真がよくわかりませんが、トンネルの中に、こんな写真(?)が何点も飾られていて、見ることができます。
奥大井湖上駅で下車します。もともと、お客さんが少ない列車でしたが、この駅で私たち3人と、若い二人のペアも降りました。
千頭駅を13時35分発に乗って、ここ奥大井湖上駅下車14時41分です。電車の本数が少ないため、次の千頭行き列車は、15時31分発。
ここで、50分待たなくてはいけません。
土砂降りだったら、どうしよう~。屋根もないホームでずっと50分待つの?と思って、車掌さんが車内を周ってきたときに、聞いたら、
屋根ありますよ
という事だったので、降りることにしました。
線路の横のホームが、ずーーーと続いています。(橋の上に線路とホームというか歩道がある)ちなみに、こっちは、千頭方向への道。こちらは、行き止まりで、途中までしか道がない。
井川方面への道を歩いていくと、この湖上駅を写真に撮ることができるフォトポイントがあるらしい。
ということで、まぁ、雨は降っているものの、土砂降りじゃないので、行くことにします。やっぱ、リュックでよかった~~。
片道15分だそうです。
天気がよかったら、こっちの道に行くと、次のアプト式列車の駅「接岨峡温泉」駅にハイキングできるらしい。今回は、やめ。
↑ ↑ これは、駅から、少し井川駅方面に歩いたところで、振り返って撮った写真です。湖上駅を見ている感じ。見えないけれど・・・・・↑↑
かなり急な階段が長く続くので、結構きついです。
振り返って、歩いてきた道の写真を撮る。
上ってきた階段を振り返って写真を撮る。
この不気味な感じ。ヤマビルが出そうだ・・・・・。以前、日光クラシックホテルに泊まったときに、うっそうとした裏庭を歩いていたら、ヤマビルに襲われた時を思い出す↓↓↓
MAPがありました。私たちは、奥大井湖上駅から、「レインボーブリッジは歩いてわたれるよ」というレインボーブリッジを歩いてきました。「あずまや」がありますが、そちらには行かず、南(?MAPの下方向)に行き、「現在地」です。
このMAPでわかりますが、駐車場もあって、車で来ている人も見かけました。車で来たら、駐車場から、ここ(現在地)まで歩いてくるのでしょうか。
じゃじゃーーん。奥大井湖上駅です。かなりの大雨で、川が濁っているので残念ですが、本当なら、もっと青いんでしょうね~~。
さて、またあそこまで帰らなくては・・・
一緒にこの駅で降りた若いお二人は、ここまで来ませんでした。他にどこかに行くところあったのかな?どっかに行って、電車の時刻近くになったら戻ってきました。トレイ案内版もあったので、湖の上だけれど、他にも何かあったかも知れないですね。
ここ、奥大井湖上駅です。トイレ案内版があります。そっち方向には行っていない。
千頭行の列車がやってきました~。
帰りの車内は、こんな感じ↓↓
あえて、違う椅子がおいてある車両を選びました。車両によって、座席が違う。
車掌さんが、「別れてお乗りくだい~~~」って。若い二人連れとは別の車両に乗りました。車掌さん、しきりに、うちの息子に「離れてお乗りください~~」って何度も言ってるよ。まさか、私たち夫婦と、家族とは思わず、一人旅だと思っている様子。ま、そうだよね~。
奥大井湖上駅を15時31分に出発し、千頭駅到着が、16時34分です。
もうトーマスイベントも終わって、さみし気な「千頭駅」です。
あれ?あの若い二人は、降りなかったよ。
「奥泉」駅で降りて、寸又峡温泉に行ったんでしょうかね~。
千頭駅からは、地元の人が数人の大井川鉄道普通電車に乗って、ホテルがある「川根温泉笹間渡駅」へと向かいます。
千頭駅 16時51分発--------------------------->川根温泉笹間渡駅 17時25分着。
あじさいが綺麗です。
ホテルまで徒歩10分。途中に道の駅があるのですが、日帰り温泉はやっているとは思うのですが、他の営業はすでに終わっていて、ここが遅くまでやっていたら、ここで晩御飯を食べるってのもあったんですけれどね~。
調べたら、他には食べるところがなくて(というか、あったんですけれど、電話で確認したら、「閉店しました」とのこと。コロナの影響もあるのでしょうか。)最初は、朝食付きプランで予約しましたが、後から電話で、夕食もお願いしました。